CRYSTALiA ■あらすじ近未来、電脳化が一般的に行われている時代。優秀な人材を輩出する教育機関【アカデミー】の卒業者である主人公【ハヤテ・キサラギ】は、首席で卒業しながらも地位や名誉に関心がなく、故郷の街で探偵業を営んでいた。アカデミーの在学生であり研修として半ば強引に転がり込んできたヒロイン【セラフィナ・グラシャーニ】と共にペット探しや浮気調査など、小さな事件を解決に導いてきた。ある日、ハヤテの同窓生である【アデーレ・フォルガン】から奇妙な依頼を受ける。フォルガン家の当主である彼女の祖父が危篤状態に陥ったことをきっかけに、親族たちが次々と不審な死を遂げた。親族たちは決まって、死ぬ数日前に「赤いドレスの女を見た」と口にしたという。「あなたには、守って欲しいの。私たち、三姉妹を。そして、暴いて欲しい。 呪いの――真紅の貴婦人の、正体を」好奇心を刺激されたセラフィナからの猛プッシュと、旧友の頼みを断り切れなかったこともあり、依頼を承諾。二人はフォルガン家の屋敷に招待され、真紅の貴婦人の影を追うこととなった。「っていうか、いざ本当に大事件が舞い込んでくると、……探偵の仕事じゃねぇな。ってなりますね」「まぁな……」